部屋で乱太郎ときり丸としんべヱが話をしていると、喜三太と金吾が喧嘩をしていた。
乱太郎たちはそれを止めに入るが、かえって怒られることになってしまいほうっておくと、やはり事情を聴いて欲しそうに言ってくるが乱太郎は「だって文句言われるから。」と聞かなかったらしい。
話を聞くと金吾が喜三太のナメクジを可愛がっていて喜三太の話を金吾が聞いておらず、喜三太が金吾にナメクジを触らないように言ったら、それをやきもちを焼いてると思われ喧嘩になったそうな。
一向に喧嘩の止まらない二人を乱太郎たちは二人に説教し、二人から仲直りするまでナメクジを預かることになり、あっけにとられていた二人だった。
ナメクジを預かった乱太郎たちだが、最初はナメクジは可愛いという喜三太や金吾ののことが分からなかった三人だったが、見ていくうちにナメクジが可愛くなっていくようになり、仲直りした二人は乱太郎たちからナメクジを引き取りに来ていたが、乱太郎たちもナメクジがかわいがっていることを知り嬉しくなるのであった。
そして、二人して、は組のみんなの部屋にもナメクジを預ければみんなナメクジを好きになって貰えるかもと言っていなのだが、金吾はひそかにやっぱり無理かも・・・とつぶやくのだった。
この話の見どころは、金吾のナメクジに対する反応です。
金吾は最初のころはナメクジが大の苦手でおまけに喜三太と同室なものだから、部屋にナメクジがはっていようものなら、喜三太を怒ったり、はたまた同じ体育委員会の七松先輩が掘った塹壕の中で寝ていたほどだったんですよ。
それが、あそこまでになるとは・・・。
本人も言っていたこともあるのですが、慣れてからの愛情なんでしょうね。
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