ある日六年生の潮江先輩と七松先輩と中在家先輩がきり丸のアルバイトを手伝うために切り丸の部屋に来ていた。
何でも、七松先輩いわく、体力が有り余っていたら土井先生にきり丸のアルバイトを手伝ってくれないか?と言われたらしい。
そして、よろしくお願いしますと丁寧に頼むきり丸。
期限は今日の夕方までなのでそれまでによろしくお願いしますと言って、早速アルバイトを開始した四人。
アルバイトの内容は筆づくり早速作り始め、途中までは三人とも真面目にやっていくのですが、だんだん脱線していくのがこの話のお約束。
そして、きりちゃんが困り切っちゃうんですよね・・・。
早速潮江先輩を筆頭に今回も脱線していきます。
潮江先輩が筆づくりを鍛錬に見立てちゃうし、七松先輩はだんだんつくりが雑になってくるしで、何とかまともに作っているのは中在家先輩だけなんですよね・・・。
中在家先輩はどちらかと言えば三人の巻き込まれ型ですから。
そして、早速潮江先輩が筆づくりに飽きてしまったらしく、と言うか合わなかったらしくきり丸にもっと忍者らしい仕事はなかったのかと文句を言いだします。
そしたら、きり丸が世の中そんな仕事ばかりじゃないですから。と言うと潮江先輩がきり丸、お前も忍者なら忍者の鍛錬になるようなアルバイトを選んできたらどうなんだと言われ、きり丸がそういう潮江先輩も自分に向いてない仕事をする訓練をなさったらいいんじゃないっすか?と言うと他の二人がそれに同意し、きり丸との間に友情が芽生えるのでした。
そんな潮江先輩はこの仕事を鍛錬と見立てて筆を暗器として使えばいいのではないかと言う。
勿論きり丸は大反対それもそのはず、依頼主の欲しがっている筆は、普通の筆だからだ。
そして、七松先輩も作り続けているが、夕方までにこれを全部完成させるのは無理らしく、大雑把にすべての材料を一つに束ねてしまう。
勿論、それを商品にできるわけもなくきり丸に注意されてしまいます。
そして、困っているきり丸に、潮江先輩がきり丸が欲しがっているのはこういう筆だ。と言いだし、そしたら、七松先輩も自分が作った筆を振り回し、これも武器になると、潮江先輩が突っ込んでしまった先が中在家先輩が居た場所であり、筆を作っていたのを邪魔され、怒った潮江先輩は筆で作った、縄票で二人と戦いになってしまい、その場が荒れてしまった。
そして、きり丸の悲鳴を聞き駆けつけてくれた土井先生に止められて、怒られる三人。
そして、きり丸が土井先生にもアルバイトを頼んだのだが、土井先生には六年三人にアルバイトを頼んだのにはある理由があった、それは、一年は組の追試の準備があるからだったらしい・・・。
今回の話の見どころは、まぁ、結果はいつもの通りですが、今回と違う点は今回は土井先生からきり丸の手伝いを頼んでいるということなんですよね。
はっきり言っちゃうと、思いっきり体力戦闘向きの人選ですから・・・。
でもそのおかげで、危機回避できたこともあるのであまり悪くも言えないんですけどね・・・。
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