今日の実技の練習は手裏剣の練習。
1年は組の良い子たちは手裏剣を打つとなぜか目標がいのターゲットに向かっていくと言う落乱・忍たまのお約束が存在するのだ(実はこの能力は隠れている曲者がいたらその人物にもあたるため、曲者を探し出すのにちょうどよい。 また、逆向きに打つことによって、もともとのターゲットに当てることも出来るため、必ずしも厄介とは言い切れない。 要は使い方次第なのだ。)。
それを心配し、自分に向かってくるんじゃないかと警戒する山田先生。
そして、周りに迷惑がかからないか確認する。
どこからかいい匂いが漂ってきて、みんな一斉に手裏剣を打ちそれに構える山田先生。
すると、自分に飛んでくると思っていた手裏剣が全部的に当たっていた。
原因は、先ほど漂ってきた匂いにあり、食堂から漂ってきた匂いに浮かれて手裏剣を打ったからすべての手裏剣が命中したのだった。
「手裏剣が的に当たるのは教師として嬉しいことだが、これが忍たま達の実力と認めるわけにはいかない・・・。」と考え込む山田先生。
そして、「食堂の匂いにつられて手裏剣を打っていると授業にならん。」と食堂に行き食堂のおばちゃんに言いに行くのだった。
食堂では、おばちゃんがお昼のランチを作っていた。
そして、食堂のおばちゃんにランチの野菜の煮物を味見していて、それにやけどをする山田先生。
それに慌てた、食堂のおばちゃんは水を上げようとするも、水瓶の水が切れていたため井戸から水を汲みに行ってしまった。
そして、何とか飲み込めた山田先生は、「おばちゃんに水なんかどうでもいいのに」と言い、煮物の鍋に蓋をしようとしたことろ、棚にあった、謎の調味料が一緒に入ってしまった。
「味はたいして変わらないだろう」とそのまま鍋に蓋をして授業に戻ってしまう。
そして、食堂のおばちゃんが戻ってきて、居なくなった山田先生に「何しに来たのかしら?」と不思議に思いつつもその水を自分で飲んでいた。
そして、鍋に蓋がしてあるのに気付いた食堂のおばちゃんが鍋の蓋を取ると匂いは再び実技の練習場へ届いていった・・・。
再び授業を再開した手裏剣の授業はまたもや匂いが漂ってきた。
「また的に命中してしまう・・・。」と思った山田先生だが、今度はまとも?に自分に集中して飛んできていた。
その原因もやはり食堂から漂ってくる匂いで、今度の匂いは先ほどと打って変わって酷いものに変わっていた。
そのため、1年は組の手裏剣はいつも通りの手裏剣になったのだ。
安心する山田先生は、あることに気がついた。
それは、先ほど自分が落とした調味料とこれからのランチとそれを台無しにした食堂のおばちゃん・・・。
それに焦った山田先生は大急ぎで食堂のおばちゃんに謝りに行く。
謝りに行った山田先生に食堂のおばちゃんはようやく煮物に別の調味料が入っていたことに気づく。
すると、食堂のおばちゃんは「大丈夫よ。 あの調味料は匂いはきついけど味は美味しくなるから。まずそうな匂いはうちの調味料を入れれば・・・。」とその調味料を入れると匂いはもとの美味しい匂いに戻っていった。
それに安心した山田先生は「流石は食堂のおばちゃん料理のプロ!感服したしました・・・。」と言う山田先生。
褒められたおばちゃんは再び山田先生に煮物を一口上げるがまた熱さに飲み込めず、おばちゃんも再び水を採りに行くのだった。
そして、再び最初の展開へ・・・。
は組の手裏剣はすべて的に命中し、山田先生もそれにすっかり諦め、今日の授業はこれでいいか・・・。と思ったのも束の間、手裏剣はすべて自分の方向へ。
それに驚いた山田先生が見た物は、鼻に洗濯ばさみで鼻をふだいだ1年は組だった。
この話の見どころは、1年は組の新たな手裏剣術の発達?
後は、山田先生と食堂のおばちゃんのやり取りや、山田先生の反応も見所です。
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