ある日、きり丸は図書室で本の整理をしていた。
整理をしていたのは学園長が書いた本で、内容は学園長の自慢話が書かれている本で、肝心の学園長先生は、その本をまくら代わりに使っていた。
そして、きり丸はふと自分は何で図書委員になったのかを考えだすが、「そんなこと考えても仕方ないか。なっちゃったものはなっちゃったんだから。」と本の整理を続けていると、団蔵が図書室にやってきた。
きり丸は「図書室使っても良い?」と聞く団蔵に、「何するの?」と聞いたら、「お勉強。」と言うときり丸はずっこけて「・・・ではなくて」と言うときり丸は「・・・じゃねえのかよ。」と言ってまたずっこけてしまった。
勿論勉強は冗談で、団象は自分の字が下手なのでそれを直そうと図書室の方が集中できるからと、図書室に来たのだった。
そして、団蔵は字の練習を始めるが、その時ちょうど乱太郎としんべヱがきり丸を遊びに誘いに来た。
乱太郎たちが誘うもきり丸は、図書委員の仕事だからと断るが、乱太郎たちが「そこをなんとか。」と言うと「どうにもならないよぉ!」と言われ、今度は団蔵を誘う。
団蔵は「字の練習してるから行かない」と言い、乱太郎は「そっかぁ、そうしたら仕方ない二人で行こう。」と言うとしんべヱが「仕方ないね。」と二人で遊びに行こうとすると、団蔵が「あっ待って。やっぱり行く」と言うと乱太郎が「字の練習は?」「今練習したってすぐ字が上手くなるわけじゃないし、川原で遊ぶ方が面白いから。」と言い乱太郎と遊びに行ってしまう。
そして、練習場では小松田さんが手裏剣の練習をしていた。
小松田さんに外出届を出し、三人は河原に行こうと学園を出てすぐに乱太郎が「小松田さんまだ諦めてないんだ。」と言い、団蔵が「何を?」と言うとしんべヱが「うん。えらいね。」と言うと団蔵が「だから、何を?」と聞くと乱太郎が「忍者になる夢を諦めてないってこと」っと説明し「きっと小松田さんコツコツ練習すれば必ず忍者になれるってことを」と言った。
その話を聞いて考えてしまった団蔵だが、しんべヱに「どうしたの?」と聞かれ「早く行こう。」と河原へ向かった。
河原で遊んでいるときも団蔵は練習している小松田さんが頭から離れなかった。
そして、学園に帰ると、まだ練習をしている小松田さんに自分も時の練習をしなきゃと思い、しょうざえもんから乱太郎・きり丸・団象に、へいだゆうがカラクリ人形を作ったから見に行こうと誘われたが、「俺は・・・」「うん・・・やりかけのことがあるから」と言いその場を後にしした。
そして、図書室には、図書委員の仕事をしていて、そこへ団蔵が戻ってきて、やりかけの字の練習をはじめ、きり丸が団蔵に川遊びどうだったと聞かれまぁまぁと答え、乱太郎たちのことを聞きかれ、兵堕友の作ったからくり人形を見に行ったと答えたらきり丸も見に行きそうになったが、時の練習をしている団蔵を見てきり丸も見に行くのをやめたのであった。
そして、団蔵は手裏剣の練習をする小松田さんをみならってコツコツ字の練習をするのであった
。
この話の見どころは、すなわち、練習することの大切さですね。
まさに教育感あふれる内容でした。
そして、団蔵は勿論、手裏剣の練習をする小松田さんも応援したくなりますよね。
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